認定看護師(脳卒中リハビリテーション看護)
9.脳卒中リハビリテーション看護
1.脳卒中リハビリテーション看護認定看護師とは
脳卒中(脳血管疾患)を発症し、運動麻痺や意識障害・高次能機能障害などを抱えた患者さん・ご家族に対して、急性期から他職種と連携して「その人らしい生活」が再構築できることを目指して看護ケアを提供しています。急性期から重篤化を回避するためのモニタリングとケアを行い、合併症を予防します。同時に早期離床・背面開放坐位・嚥下訓練・移乗動作訓練・排尿ケア・廃用症候群予防を行い身体機能と日常生活動作の回復を促すケアを実施しています。また脳卒中の再発率は高く、生活習慣病が誘因であるため、再発予防のために入院直後から食事内容や運動・嗜好物の情報収集を行い、患者さんに適した生活指導を実施しています。そして外来看護師とも連携し、退院後の初回外来受診の際の指導内容で外来看護師が困っていることがないかを確認し、再発予防行動が継続できるようにサポートしています。
脳卒中患者は急性期病院から在宅での維持期に至るまで、部署や職種・施設をこえて一貫したケアを提供することが重要です。そのため、上記の活動においてリーダーシップを発揮し、職種や部署をこえたチーム医療を実践して、個々の障害に応じた自立支援を提供できるよう努めています。さらに地域連携を促進し、患者家族を社会復帰まで導いていけるよう日々研鑽しています。
脳卒中患者は急性期病院から在宅での維持期に至るまで、部署や職種・施設をこえて一貫したケアを提供することが重要です。そのため、上記の活動においてリーダーシップを発揮し、職種や部署をこえたチーム医療を実践して、個々の障害に応じた自立支援を提供できるよう努めています。さらに地域連携を促進し、患者家族を社会復帰まで導いていけるよう日々研鑽しています。
2.活動紹介
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として以下の活動を行っています。
- 脳卒中患者の回復ケアや再発予防に関する実践・指導・相談
- 排尿ケアチームの一員として、排尿自立を目指した患者の情報収集・回診・相談・指導
- 地域の方を対象とした公開講座
- 脳卒中領域に関わる看護師への教育(学習会の開催)
- 脳卒中看護ケアに関する看護研究・学会発表
3.スタッフ紹介
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長谷川 和美