認定看護師(摂食・嚥下障害看護)
4.摂食・嚥下障害看護
1.摂食・嚥下障害看護認定看護師とは
原疾患、既往歴、加齢など様々な理由で、食事が食べられなくなってしまう患者さんがいます。私たちは患者さんの『口から食べたい』という思いを支えられるように、チームで活動をしています。チームには医師、言語聴覚士、歯科衛生士、栄養士、薬剤師がいます。多職種で嚥下のアセスメントを行い、患者さんの食事形態や摂食姿勢の調整、嚥下リハビリなどを行っています。また、病棟看護師が嚥下評価を実施できるように、『嚥下コアナース』の育成に力を入れています。嚥下コアナースの活躍は、より多くの患者さんの食事支援につながっています。
2.活動紹介
摂食・嚥下障害看護認定看護師として以下の活動を行っています。
- 口腔ケア
- 嚥下内視鏡、嚥下造影検査の実施・補助
- 嚥下評価、嚥下訓練
- 食事形態や摂食姿勢の調整
- 嚥下評価のプロトコルの作成、指導
- 嚥下チームカンファレンス
- 栄養評価
- 栄養サポートチームにおけるカンファレンス、回診
- 嚥下コアナース育成研修、嚥下コアナース会(月1回)の開催
- 医療安全、感染管理チームと協働し院内のマニュアルの改正
- 栄養部と協働し嚥下食の改正
- OHATによる口腔アセスメント
- 歯科衛生士と協働し歯科連携の推進
- 学会発表
3.スタッフ紹介
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若佐 麻依子