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院長挨拶

東邦大学医療センター大橋病院 病院長 長谷 弘記

平成30年6月20日

東邦大学医療センター大橋病院
病院長 長谷 弘記


平成27年9月に着工しました新「東邦大学医療センター大橋病院」が、平成30年6月20日に開院致しました。新大橋病院の概要は別に記載してありますが、旧病院に比較して2倍以上の敷地に319床と比較的少ない病床数といたしました。

その理由は患者様1人当たりの入院日数が9.5日以下にまで短縮し、病院完結型医療から地域完結型医療を積極的に行うようになりましたので従来のような400床以上の病床数が必要なくなったためです。

入院病床数が大幅に減少しましたが、ハイブリッド手術室1室を含む手術室は9室(1室増)となり、外科系患者の手術待機日数の縮小を図りました。また、救急搬送患者を含む重症患者の治療を積極的に行い目的で、特定集中治療室14床(インテンシブケアユニット6床・ハイケアユニット8床・脳卒中ケアユニット6床)を同一フロアー・同一区域内設置にすることによって患者の病状変化に迅速に対応するが可能となりました。また、比較的軽症な救急搬送患者専用治療室4床を設け、1日当り最低でも4名の救急搬送患者様を受け入れることが可能となりました。さらに、特定集中治療室に1床、ハイケアユニットに1床、救急搬送患者専用治療室に1床の合計3床は陰圧室になっておりますので、感染症患者の受入も可能となりました。一般病棟にも各階に個室陰圧室が合計8床を確保しています。

病院の採算を無視する形ですが、周辺自治体や医師会から強い要望がありました小児科病棟も10床(1床は陰圧室)確保してあります。

ハイブリット手術室は血管造影を行いながら手術が可能ですので、本院で開発された「大動脈弁形成術(心臓血管外科)」、「カテーテルを用いた弁膜症・心房中隔欠損症手術(循環器内科)」を始め、脳神経外科や整形外科における最先端手術が可能となりました。

一般病室は4人部屋として、1床当たりの床面積は旧病院の約2倍とし、全館に無料Wi-Fi通信を可能としております。7階(最上階)には個室専用病棟を設け、各種アメニティーを充実させるとともに専用のコンシェルジェが医療以外の要件に対応できるようになっております。

外来部門におきましては、ユッタリとした待合が目黒川緑道に沿って約90mの長さでとってあります。外来診療は基本的には予約制をとっておりますが、紹介患者様は勿論のこと、一般来院患者様(選定療養費を頂きます)に対しても迅速な診療を行えるように逆紹介を積極的に進めています。また、旧病院における混雑の1因でした採血ブースも2倍に致しました。

最も重点を置きましたのが、外来から入院への移行・入院から退院までを円滑化するために「患者サポートセンター」を設置したことです。旧病院では複数の場所に分散していましたが、同一セクションとして纏めて配置致しました。「患者サポートセンター」の主な役割は「持参薬の確認・服薬指導」、「栄養・褥瘡スクリーニング」、「患者や家族からの疾病に関する医学的質問や生活上・入院に関する不安の相談」、「苦情やクレーム対応への中立的介入」、「患者・家族との関係の再構築」、「医療従事者の負担軽減」、「入院手術や検査における医療安全の充実」、「禁煙指導や齲歯や感染症の術前治療」、「術前検査センター機能」、「退院困難者の早期抽出」、「連携病院や介護サービスの早期介入」です。

外来部門では不完全ですが、患者様と医療スタッフが混在しないように導線分離を心がけました。地域完結型医療がよりスムーズに運べる病院ができたものと信じております。